鉄道模型のレイアウトを製作するなら、せっかくなら電球を仕込んで夜景を再現したい、と思ったりします。
ストラクチャーに電球を仕込む時、意外とネックになるのが遮光処理です。
ストラクチャーの遮光処理は大変?
屋根と壁のパーツの隙間から光が漏れたり地面との隙間から光が漏れたりすると、やはりおもちゃっぽい見た目になってしまいます。
特にプラスチック製のストラクチャーはプラスチック自体が透けてしまう事も多く、裏側を全体に遮光処理しないといけない場合があります。
その際、裏側にアルミシートなどを貼って光を遮るのですが、窓際の処理などなかなか手間がかかります。
ミニチュア工房のペーパーキットに使用している厚紙は電球の光を通しません。
そのため、裏側にアルミシートを貼る必要はありません。
「小型平屋住宅」はパーツとパーツの間から光が漏れる事もないため、ただ電球を差し込めばOKです。
今回は、「小型平屋住宅A」を使って小さな夜景ジオラマを作ってみました。
使用した電球はTOMYTECさんの「電飾キット(電球色)」。
これはとても便利ですね。
少し光が黄色過ぎる気もしますが、配線の管理が楽で、電気回路音痴の私でも簡単に複数の電球を配置する事ができます。
穴を開けてLED電球を差し込むだけ
まずは屋根を塞いでしまう前に窓にカーテンを貼ります。
部屋の中は作り込んでいないので、レースのカーテン風に白い薄紙を貼って目隠しをしました。
この薄紙はキットに同封されたPETフィルムに貼り付いている白い紙です。
プラバンを買った時にも同じように挟んであるかと思います。
これを適当な大きさにカットして裏から貼りました。
次は床に切れ込みを入れて穴を開けます。
今回はバッテンに切って裏からLED電球を差し込みました。
銅線の通る程度の穴が開いていれば大丈夫です。
これで屋根を閉じれば、もう完成です。
窓の白い薄紙越しに、柔らかい電球色の光がぼわーんと漏れてきます。
夜景のジオラマは見ているだけでも写真に撮っても楽しめますね。
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